「バス釣りの動画やイベントを見ていると、知らない専門用語が多くてついていけない…」そんな経験、ありませんか?
本記事では、初心者〜中級者の方に向けて、
・フィールドの種類
・エリアごとの特徴とバスの動き
・地形ごとの攻め方
・水質によるルアーの選び方
などをわかりやすく解説します。
実際の攻略にも役立つ内容なので、フィールド選びに悩む方や、釣果アップを狙いたい方はぜひ参考にしてください!
では、早速!
フィールドの種類(レイク、リザーバー・リバー・野池)
リザーバー 【ダム湖】_水位の変動が大きい
レイク【自然湖】_水質や水位が比較的安定している
リバー【河川】_流れを読むことがポイント
野池【ため池】_狭いのでプレッシャーが掛かりやすい
エリア別の特徴と攻め方
シャロー【水深1m未満】
春や秋にバスが集まりやすく水温が上がると活性が高まる。朝夕のローライト時にはペンシルベイトやポッパー、障害物が多い場合は、スピナーベイトやバックスライドワームを使う
ミドルレンジ【水深1~3m】
バスの居場所が安定しやすいエリア。シャローからミドルまではハードプラグで狙いやすい水深。クランクベイトやスピナーベイト、チャターベイトで広く探る。ピンポイントはワームのノーシンカーやネコリグでフォールを意識
ディープ【水深3m以上】
夏や冬にバスが落ちる場所。メタルバイブやディープクランクでリアクションバイトを狙うか、ラバージグやダウンショットリグでじっくり誘う食わせのピンポイントアプローチ
ブレイク【水深が急変する場所】
バスの付き場になりやすい。ラバージグやスピナーベイトで斜面をトレースするか、ダウンショットやヘビキャロで落ちる動きを演出
フラット【なだらかに広がるエリア】
ベイトフィッシュが集まりやすい。クランクベイトやスイムベイトで広く探るか、クリアな水質ならミドスト(ミッドストローリング)
バックウォーター【川や支流の流れ込み】
酸素が豊富でベイトもヤル気のあるバスも多い。流れの変化を狙いシャッドで誘うか、スモールクランクやスピナーベイトで水流に乗せて攻める
メインチャンネル【湖の中で最も深いエリア】
流れが強く、大型バスが潜むことが多い。深場をヘビキャロやメタルバイブか流れのヨレにワームを送り込み、自然に誘う
オフショア【岸から離れた沖】
プレッシャーが低く、ビッグバスの可能性大。魚探を活用しベイトの大きさや動き合わせて誘う。おかっぱりならスイムジグやヘビキャロで遠投し、広範囲を探る
ストラクチャーの種類と対応ルアー
ウィード(水中の草)
- ウィード上をスピナーベイトやバイブレーションで通す
- ノーシンカーワームやスティックベイトでナチュラルに攻める
レイダウン(水中に倒れ込んだ木)
- テキサスリグやラバージグでピンポイントにアプローチ
- スピナーベイトを障害物に当てながら引く
スタンプ(水中の切り株)
- ラバージグやネコリグを使い、じっくり探る。
- ハードベイトでリアクションバイトを誘う。
ロックエリア(石や岩が多いエリア)
- クランクベイトやテキサスリグでボトムを意識。
- ジグヘッドリグで根掛かりを避けながら攻める。
リップラップ(護岸やダムの石積み)
- クランクベイトを当てながら巻く。
- シャッドやジグヘッドリグで繊細に攻める。
マンメイドストラクチャー(橋脚・桟橋・沈船など)
- 桟橋の影にワームをスキッピングして入れる。
- 橋脚周りをテキサスリグやスピナーベイトで攻める。
ドロップオフ(急に深くなる地形)
- ラバージグやヘビキャロで落とし込む。
- メタルバイブやディープクランクでリアクションバイトを狙う。
サンドバー(砂が積もった浅瀬)
- シャッドやスイムベイトでベイトフィッシュを意識。
- ミノー系ルアーで中層を丁寧にトレース。
水質別攻略法
マッディウォーター(濁りが強い)
- スピナーベイトやバイブレーションで波動を強調。
- 派手なカラーや音の出るルアーを使用。
ステインウォーター(適度な濁り)
- クランクベイトやジャークベイトが有効。
- シルエットのはっきりしたルアーを選ぶ。
クリアウォーター(透明度が高い)
- ナチュラルカラーのワームやシャッドを使用。
- スモールシルエットのルアーでバスに違和感を与えない。
ターンオーバー(水がかき混ざる現象)
- 低活性になるため、ダウンショットやネコリグでスローに誘う。
- 流れが安定したエリアを探して狙う。
サーモクライン(温度躍層)
- この層に合わせてルアーを通す。
- ジグやネコリグでフォールを意識したアプローチ。
まとめ
バス釣りでは、これらのフィールド用語を理解し、それぞれの地形に応じた攻略法を活用することで、釣果を上げることもできます。
この記事を参考に、ぜひ近くの野池やリザーバーで「地形を読む釣り」にチャレンジしてみてください!
次回は「ルアーの種類別・適材適所な使い分け」をご紹介予定ですのでお楽しみに!
それではまた!